ポルトガル、欧州への玄関口。

仕事にも生活にも適した場所。

ポルトガルの人口は1億400万人、国土は92,000km²（約35.5mi²）あり、一人当たりの国民総生産は16,200ユーロです。国民「の約15%が高等教育を受けており、ポルトガルの熟練労働者は非常に質の高い仕事をすることで知られています。

国内から国境を越えて行くポルトガル人労働者を際立たせている要因は、起業や無数の新事業の台頭における特許取得についての能力にあります。

ポルトガルの経済は多岐にわたっており、ほぼ全てのセクターが輸出傾向にあります。2013年の輸出は国民総生産(GDP）の41%を占め、特に、工業用品、消費財、輸送資材とその付属品、機械類、食品及び飲料品、燃料及び潤滑剤について、継続して成長しています。

いくつかの製品は品質に関する特別なシールを貼付してポルトガルというブランドを世界中に広めています。ワイン、加工トマト、靴製品、コルク、そして、オリーブオイルがこのケースです。コルクとオリーブオイルについては、ポルトガルはコルクの最大輸出国であり、オリーブオイルの輸出では世界第3位という、重要な表現が伴います。

主な経済パートナーは欧州内にあり、スペイン、フランス、イタリア、英国及びドイツです。一方で、約2億5000万人の消費者市場を形成する、ポルトガル語圏諸国共同体（CPLP）の各国との商業関係も強化されました。このプランにおいて、アンゴラとブラジルはポルトガルとの最大商取引量を維持しています。 

世界で5番目に広く話されている言語であり、取引においては6番目に多く使用されているポルトガル語は、経済にとっての重要な要素です。

ISCTE（労働・企業学高等研究所）の行った研究によれば、ポルトガル語による取引はポルトガルの国民総生産の17%を占めることが明らかとなりました。

ポルトガルを定義するその他の要素として、以下があげられます。 

マドリッドはすぐそこに

スペインの首都、マドリッドは、ブルーアトランティックの位置するセトゥーバルの港から、車または鉄道でわずか600kmです。リスボン－マドリッド間は1日に何本もの空の便があり、フライト時間はわずか1時間です。

マドリッドは欧州連合(EU)第3位の大都市であり、その人口は310万人です（メトロポリタンエリアの人口は600万人）。

南欧州最大の金融センターであり、ヨーロッパ大陸の優良生活水準都市の一つでもあります。2014年には、国民総生産は1,977億ユーロとなり、マドリッドは、ロンドン、パリに次ぎ、欧州で3番目に裕福な都市となりました。

類まれな歴史的財産を有するマドリッドは、美術館やレジャーでの知名度も高く、そして、もちろんサッカーチームによっても広く知られています。